2023/02/14 11:12
こちらはブレーツェル。
ドイツでは主に南の地方のパン。
北ドイツでもパン屋さんで時々見かけます。
その歴史は古く
ヨーロッパ各地にレシピが存在し
少しずつ形も異なるそうです。
腕を前でクロスしたような形が
ネーミングの起源だそうで
ちょっと独特な形。
ハート型にも見えて
可愛いだけでなく
パン屋さんの焼きたては
とても美味しいです。
2月はバレンタインの季節。
日本だと、女性から男性へ
チョコレートと一緒に告白したりと
甘酸っぱい時期でしたが
最近も変わりないでしょうか?
ドイツでのバレンタインは
それほど大々的なイベント感は
ありませんが。
他のヨーロッパの国々のように
男性から女性へお花を贈ることが
多いようです。
こちらのスーパーマーケットでは
バレンタイン前日になって
花束やお菓子の特別コーナーが
やっと設置されていました。
そして白髪のおばあちゃん達が
ピンク色の発泡酒と
美味しそうなチョコレートを
「これ美味しいのよね~」
と選んでいたので。
思わずつられて、
自分でもピンク色のお酒を
買い求めてしまいました。
今年のバレンタインのチョコレート。
気合を入れた焼き菓子は準備せず、
小さなブレーツェルのクラッカーに
湯煎したチョコレートをトッピングしただけの
簡単なお菓子を作ることにしました。
そして、ぶどうジュースを使った
とてもシンプルな寒天ゼリーも。
何もしないのも寂しい気がして、
ちょっとだけ特別感を出して
リラックスしながら
自分達らしく楽しもうと思いました。
おばあちゃんになっても
パートナーとバレンタインを楽しむ気持ち。
持てていたら、きっと素敵ですよね。
(ドイツスタッフ K)