北欧スウェーデンにある憧れの食器メーカーで

真っ先に思い浮かぶものは

グスタフスベリ、ロールストランド

でしょうか。

北欧食器ファンにとって

美しい食器たちが生み出された背景は

知れば知るほど奥深いものですよね。

休暇を利用して訪れたスウェーデン西部。

偶然にも、老舗の食器メーカー

ロールストランド社（Rörstrand）のミュージアムが存在する

と聞き、訪問してみました。

現在は海外に生産拠点は移しているようですが

昔はこの工場の中で食器が作り出されていたのか

と想像すると感慨深いものがありました。

1976年にオープンしたミュージアム内では

展示物がたくさん。

それぞれの製造工程が短いムービーとなり

わかりやすい英語の説明と共に

座って見学できるようになっていました。

各年代の代表作品や

スウェーデンを代表するデザイナー達。

器の材料や

絵付けに使う道具。

焼き窯。

時間を忘れて魅入ってしまう

とても充実した内容です。

そして出入り口付近には

併設のカフェやアウトレットショップもあります。

ショップにはロールストランド、イッタラ、ホガナス

などの現行品も数多く並び。

ホームページでの説明にあった通り

ヴィンテージ品も買い取りしているそうで。

小さいですが

ショップの中にはヴィンテージ品コーナーがあり

購入することもできました（！）

蚤の市巡りのように、

探していたアイテム等との出会いがあると

嬉しくなりますね。

ミュージアムを堪能した後は、

建物のすぐ裏に

ビュッフェもあるアジア料理系のレストランを発見。

旅の途中の家族連れ日本人には

とても助かります。

そして

スウェーデンのカフェやレストランでは

時々出会いましたが、

店内でロールストランド製の食器で

お料理が楽しめたりすると

さらに気分も盛り上がりました。

ドイツに住んでいても

遥々スウェーデンまで来る機会は

ほどんとありませんが、

家族で来ても全員で楽しめる

なかなか素敵なミュージアムでした。

（ドイツスタッフ K）