ドイツの夏はカラッとしていて過ごしやすいのですが

最近久しぶりに「湿気のある夏日」があり日本を思い出しました。

疲れもたまりがちな夏の日々、

目にも体にも涼しい食べ物としてオススメなのが

透明感のある「寒天」です。

寒天は海藻のテングサを煮溶かして作られた

植物性の食材で食物繊維が豊富。

海外でもAgar（アガー）と呼ばれ

粉末状のものが手に入ります。

フルーツや果汁を入れてゼリーなどのスイーツを作ったり、

野菜や豆を入れてかためる”煮こごり”のような

副菜アスピックなどにも使えるとっても便利な食材です。

そして梅雨や暑い時期に特に

体の調子を整えるために食べたいものが「梅干し」。

酸っぱいクエン酸が代謝を促し

汗をかく時期の塩分補給にもなるそうです。

『梅肉寒天』という夏のデザート。

今回初めて作ってみましたが

甘くてしょっぱいお味でとても爽やかでした。

作り方はとても簡単。

粉寒天をパッケージの分量の水に煮溶かしながら、

てん菜糖やアガベシロップなどで甘みをつけ数分間沸騰させます。

ペースト状にした梅肉を加えて混ぜます（量はお好みで）。

型に流して冷蔵庫などで冷やし固めます。

梅干し好きには酸っぱいほうが美味しく感じますが、

子どもには若干甘くしたほうが食べやすいかもしれません。

ほのかなピンク色のお料理なので

クリアなガラスの器に盛り付けて清涼感を。

食後のデザートとして

よろしかったら皆さまもお試しくださいませ。

（ドイツスタッフ K）