2022/05/30 23:58
「ドイツ暮らし」といってもエリアにより住宅事情は様々。
ハンブルク市内のアパート住まいだと
それほど敷地も収納も広くはなく、
キッチンでも手持ちの食器は少なくして
使いまわしが効くものが理想的かなと
いう感じです。
アラビア社の茶色のヴィンテージ食器Ruska。
ルスカは落ち着いた色味と使い心地の良さで
ファンが多いシリーズです。
そしてルスカと一緒に食卓で使いたい
お皿のひとつはやはりガラス製品。
キラキラした小さな豆皿を一枚組み合わせるだけで
なんとも言えない抜け感が出て
季節を問わず食卓でコーディネートが楽しめますよね。
「露のしずく」を意味するカステへルミ (Kastehelmi)は
小さなパールの連なりで表現される食器シリーズ。
1964年からヌータヤルヴィ社により製造されていましたが
1988年にイッタラ社と合併後もIittalaとして
製造が続いているロングセラー商品です。
世界的に有名なガラスアーティストのオイバ・トイッカ
(Oiva Toikka、1931-2019)のデザインによる名作。
特に、ヌータヤルヴィ時代のカステへルミは
より粒の輝きが美しくていつも見入ってしまうのですが。
現行品でもワクワクするほどカラーガラスの色が豊富で
色合わせもフォルムも様々で素敵ですよね。
ヨーロッパのガラス製品は
ブロカントでも良いものが多数あり、
レトロな雰囲気のあるアンバー色の花瓶などとも
ルスカだとしっくりきます。
お気に入りのガラスの食器や花器なども取り入れて
これからの季節の食卓に彩りをプラス。
心地よい季節をお迎えください。
(ドイツスタッフ K)