春が近づくヨーロッパ。

もうすぐイースターの季節ですね。

そろそろ雑貨屋では

たまご、ウサギ、羊、小鳥などの飾り、

花屋にはたまご飾りのための「枝もの」が

よく見られるようになってきます。

雑誌の特集も

イースター料理やデコレーションが多くなり

想像だけでウキウキそわそわ

春らしくて楽しい気分に。

そんなイースターの時期に食べられるものの一つ。

それが、こちらのHefezopf（ヘーフェツォップフ）です。

いわゆるイーストパンで

三つ編みたいな編み込みが特徴です。

実はこのパンを食べた時

「懐かしい味がする」と思っていたのですが、

たぶん日本のパン屋のパンに似ていてるんですよね。

ドイツのパンはとても美味しいのですが、

歯ごたえがしっかりした小麦の風味がするものが多かったり、

逆に甘いパンはとっても（！）甘い味がするものが多いです。

これはふわふわでほんのりした甘さ。

この穏やかな感じがどこか日本ぽくて、

子どものおやつにしたくなり

見かけたらいつも買ってくるのですが。

ついつい自分がつまんでしまい

イースターまでに何度も買ってくる

という感じになります。

ちなみに手作りする家庭も多いようで、

編み込みをウサギ風にしたり

可愛いアレンジも時々見かけます。

（ドイツスタッフＫ）