「郷に入っては郷に従え」

ではないですが、

最初は苦手でも

食べているうちに慣れてきて

美味しく感じる食べ物って

意外とありますよね。

ドイツや北欧で広く愛されている料理に

ミルヒライス（Milchreis）があります。

いわゆるミルク味の米粥で

とっても甘いものです。

作り方はシンプルで

ミルヒライス用に売られているお米を

4倍量の牛乳や穀物ミルクなどと

お鍋の中で煮て、

トロトロの白いお粥状にします。

お米の甘味と濃厚なミルク風味。

食べるときにさらに

甘いフルーツソースや砂糖を

たっぷりとかけながら

熱々のものをいただきます。

先日のこと。

こどもの幼稚園の給食が

このミルヒライスだったと聞いて、

「デザートの間違いではなく？」

と1人驚いていたのですが、

どうもドイツでは

伝統的に食事とすることが

多いらしいのです。

そして甘くて柔らかいから

もちろんみんなの大好物メニュー・・・。

ちなみに様々なフレーバーの

ミルヒライスも冷たいデザートとして

スーパーマーケットなどで買い求められ、

ヨーロッパ各地でも手に入るそうです。

甘いお米・・・

とちょっと苦手だった時代が

懐かしくなるほど

自分にとってもすっかり

身近な料理となりました。

フィンランドにはミルヒライスで作る

有名なパイもあるそうなので、

また近いうちに挑戦してみたいと思います。

（ドイツスタッフK）