2022/02/15 18:09
鳥モチーフ探しはまだまだ続きます。
北欧フィンランドといえばイッタラ社のバードというガラスの置き物などステキですね。
フィンランドのアラビア社にも色々と鳥モチーフが存在しているのですが、
実は心くすぐられたのは、イヤープレートのカレワラ(Kalevara)。
20cm四方の壁に掛けられるブルーの陶板で、フィンランド神話をテーマに描かれたものです。
76年から99年までに計24枚が作られ、
ライヤ・ウォシッキネンによる独特の世界観をもつデザインは特に動物がとても可愛らしいです。
日本伝統の千鳥模様にもちょっと似ているからか、カレワラの中の小鳥モチーフが心に残りました。
ドイツでも食器に鳥モチーフが時々見かけられます。
1748年創業の老舗ビレロイ・ボッホ社からの
不死鳥が生き生きと描かれたフェニックス・ブルー(Phoenix Blau)。
まさに鳥がテーマの食器シリーズです。
青と黄色が基調となり、とても爽やかな印象を受けます。
アジアテイストがヨーロッパの華やかなスタイルにピッタリとあっていて美しいですね。
そして鳥好きの方にオススメしたい一冊。
ドイツのインゼル文庫『小さな鳥と巣の本』は、
とても繊細な描写の鳥と巣の様子が見られる小さな図鑑です。
森が身近なドイツでは早朝に鳥の鳴き声がたくさん聞こえてきたり、
街中でもキツツキなど見かけます。
近くに森がない場合にも、本を一冊広げたらそこは鳥たちの小さな世界ですね。
特に4月のイースターが近づくと、
小鳥の置き物なども雑貨店や花屋でよく見かけるようになります。
長い冬の終わりを告げ春の訪れを感じさせてくれる鳥たち。
部屋の中に飾りたくなる気持ちがとてもよくわかりますね。
(ドイツスタッフK)