2021/11/15 06:20

初夏のベリーから始まり、

秋が過ぎるまで季節の恵みを堪能できる

フルーツ狩り。

とうとう到来したのが

秋のお楽しみのりんごの季節。



北ドイツのエルベ川沿いの港町ハンブルク。

このエルベ川を挟み、

街とは反対の向こう側に

広大な果樹園が広がっています。

ぶどうやプルーンの次はりんご。


ドイツでは

庭に代々りんごの木を持つご家庭も多いようで

うらやましい限りですが、

10月になると週末ごとに

果樹園のりんご狩りが開催されているので

誰でも訪れることができます。




日本では

無農薬栽培の林檎は育てるのがとても大変だと

読んだことがありますが、

(有名な『奇跡のリンゴ』の本はハンブルク市立図書館にも置いてあります)

オーガニック大国ドイツでは

りんごも有機栽培がとても人気で種類も豊富。

今年も訪れたエルベ川沿いの

オーガニックのりんご農園は、

規模が拡大して

まるで一大テーマパークのよう。

その成長の様子がドイツでの

オーガニック人気を物語っていました。



園内には驚くほど様々な種類の木があり

子どもと一緒に味見しながら

(小さなナイフを持参すると便利です)

どれがいいかなと観察しながら、

りんごを探して歩き回りました。

あまり店舗では見られない

珍しい品種があったり

とても新鮮な風味で

自然の恵みに感謝の一言です。



持ち帰ったりんごは

ご近所さんにおすそ分けして、

食べる時には

無駄のないように大切に

皮ごと頂くことにしています。


そしてこの季節が過ぎると、

サマータイムも終了しそろそろ晩秋。

北ドイツはとても寒い季節が近づいていますが、

ビタミンの豊富なりんごから元気をもらって

今年もがんばって乗り切りたいものです。

(ドイツスタッフ K)