2021/11/06 06:10

ヨーロッパの家庭を訪問すると

上手に絵や家族写真が壁に飾られているのが印象的です。


日本の賃貸住宅のように

「壁に穴をあけてはいけない」という制約などもあまりなく、

住んでいる間はペンキで色を塗ったりと、

大体の賃貸アパートでも

自由に壁を使ってもよいと言われています。

そして、選ぶのはなかなか難しいけれど、

なければ淋しい壁飾り。

そんな時、お部屋のアクセントにすると素敵な物の一つが絵皿や陶板なのかもしれません。



『陶板』というのは装飾用の陶製の板のこと。

紙と異なり立体的に仕上がるので、

焼き物の独特な温かみが感じられる作品が多いようです。

北欧食器メーカーからも様々なモチーフの作品が作り出されていますが。

いつの時代も大人気なのはやはり『お花柄』ではないでしょうか。



こちらのスウェーデンのジエ・ガントフタ社が

40年代から90年代にかけて製造した陶板は

どこかノスタルジック感が漂うものが多く、艶があり美しい色合いです。

立体的なデザインで

フレームがつけられているように見える作品もあり、

1枚で飾っても存在感があります。

フラワーモチーフの他に鳥などもあり、

どれも温かみのあるデザインに心惹かれますね。





こちらはアラビア社の『ボタニカBotanica』シリーズの絵皿。

35年以上アラビア社に在籍し活躍した

20世紀のフィンランドが誇る女性デザイナー、

エステリ・トムラEsteri Tomula 1920-98

による美しい作品です。

まるで植物図鑑のように繊細に描かれた植物たちが、

プレート上で生き生きと表現されている

エレガントな壁掛けの小皿シリーズです。



花モチーフはどのインテリアにも合いやすく、

明るい印象を与えてくれるところが素敵ですね。

壁に掛けられない場合には、スタンドを利用して

棚や窓辺に置くインテリアにされるといいかもしれません。

コレクターも多く、入荷次第すぐに完売してしまうことも多いですが。

お気に入りの1枚が見つかりますように!

お探しの品がございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。



(ドイツスタッフ K)