2021/10/13 04:56

ここ数年、毎年9-10月になると楽しみにしているイベントがあります。

それは『おいも掘り』


日本だとサツマイモですが、

ドイツではイモと言えば『じゃがいも』。

サツマイモのつるを引っ張ると

ズルッとピンク色のお芋が出てくる感じとはまた少し違いますが、

でもこれがなかなか楽しいものです。


こちらはハンブルク郊外の大きなオーガニック農場。

広大なじゃがいも畑の一部が9月の週末に開放されていて、

毎年いもほりが開催されます。

軍手やスコップなどは持参したほうがいいですが、

大きなフォークや農具などは貸してもらえます。

自分で掘って、

最後に会計所で計量して支払いが済んだら各自持ち帰るスタイル。


オーガニックの畑なので、

土の中に住んでいるけっこう立派なミミズや

虫とわんさか出会います。

キャーキャー言いながら、大人も子供も大興奮。

泥だらけになりながら、

土の中からゴロゴロと黄色のじゃがいもを見つける様子は

まさにリアルな宝探し。


わが家は今年は2袋いっぱいに収穫して約26キロ。

自家用車で来ているドイツ家庭は

もっとたくさん収穫している人も!

今年はAlliansという種類だそうで、

1ユーロ/キロ、

15キロ以上だと0.9ユーロ/キロに。


自宅で保管する場合、

地下室に置くのもいいですが。

私たちは日光をさけて

風通しのよい木箱に入れて、

涼しいベランダで保管しています。


翌日とりあえず煮物にしてみましたが、

ほくほくのいいお芋!


多いかなと思いながら持ち帰った今年のじゃがいもも、

きっと例年のように友達におすそ分けしたり、

なんだかんだと12月末頃までには食べてしまうと思います。

収穫の秋。食欲の季節。

自分でとった野菜は特においしく感じますね。

大地の恵みに感謝しながら、

また来年、

家族や友人たちと掘りに行きたいものです。


(ドイツスタッフ K)